カテゴリ:とうきょうの縁側。( 30 )

I can hear her soft breathing.

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ドームの空間いっぱいに響いた
"When" という一瞬の音で、
二人の声が寸分の狂いもなく重なったのが分かった。

その重なった声は、何万人もの観客
ひとりひとりに刻まれた40年間の時を
あっという間に「あの日」に戻してしまった。

Simon & Garfunkel の来日公演に行ってきました。
私が聴いていたのは14才の頃。
衰えてしまった声に落胆したりはしないだろうかと心配もしました。
けれど、ライブが始まると聴こえてきた二人の声は私が聞いたCDとおなじ。
声は重なるとこうなるんだ、と改めて気づかされた。

1960年代のフォーク・ロック。BeatlesがUKロックの伝説を築いたように、
ポールとアートの二人もアメリカで数々の名曲を後世に残しました。
アポロ11号の月着陸、ベトナム戦争、キング牧師、ケネディ大統領、安保闘争、平和行進。
当時生まれていなかった私にさえ、激動と思えたその頃。
悩みに頭を抱えては "I Am a Rock"に勇気づけられ、
"The Boxer" を聴いて社会に立ち向かった人たちは、いま定年をむかえた。

そして十数年ぶりにドームに帰ってきた二人に、ちょっとくたびれたスーツのおじさんも、
ぽっこりおなかのおばさんも、音楽好きの若者も、数万人がみんな一緒に立ち上がり、
歳も仕事も今日のことさえ忘れて、二人の音楽に再会できたことを
手が痛くなるほど拍手して、飛び上がって手を振ってよろこびと感謝を伝える。

そんなライブでよかった、そんなおじさんってかわいいなと思いました。

〇。Osusume Music: Simon & Garfunkel

ドラマやCMのBGMとして、またほかのアーティストのカバー曲としても、
いまもあちこちで聴く曲が多いです。

 ・Wednesday Morning,3A.M. ハモるってこういうことか、と目が覚める。
 ・Homeward Bound  ホームシックになったら。
 ・Scarborough Fair/Canticle  二つの歌詞が交差する不思議な曲。
 ・The Boxer  ちくしょうと思ったときに。
 ・Bridge over Troubled Water 落ち込んだときに。感動に泣けます。
 ・Cecilia 楽しくなりたいときに。いろんな楽器が鳴って踊りたくなります。
 ・El Condor Pasa~If I Could 哲学的。音楽の授業でもやりましたね。

c0006904_7324013.jpgとうきょうの縁側⑰ 東京ドーム [Tokyo Dome]

1988年に開場した日本初の屋根付き球場。野球のほかにもコンサート、展示会なども行われる多目的ドーム。
屋根は空気膜構造と呼ばれるもので、内部の空気圧を外部よりも 0.3%(3ヘクトパスカル)高くして膨らませている。ドームから外に出る際、回転ドアで気圧のため外に押し出されるような感じになる。
面積や体積を表現する際に「東京ドーム何個分(何杯分)」というドームの広さは約216m四方、容積は約124万m3。


"Wire Plants." "Before the concert." photo by maya (mobile phone) at Tokyo Dome July 2009.
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by ekotoba | 2009-07-12 08:42 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(2)

春の天蓋。

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白く光る春のアーチをくぐって、朝の空を見上げる。
枝を見てはこの花はいつ頃咲くのだろう、咲いたら今度は、
いつが見頃だろう、雨は降らないか、風は強くないかと心を騒がす。
満開になれば嬉しさとともに、風に散り始めるひとひらにまで心を揺さぶられる。

世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
(在原業平  古今和歌集)
もしもこの世に桜というものがなかったなら、春を過ごす私の心はのどかだろうなぁ。
ほんとにね。

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とうきょうの縁側⑯桜[sakura]

花見の風習が広く庶民に広まっていったのは江戸時代。徳川吉宗が江戸の各地に桜を植えさせ、花見を奨励たことから始まるそうです。実はこれ、花見客が桜の下を歩くことで地面を踏み固めてもらい、地盤の整備をするというのが目的の一つにあったとか。東京の開花宣言は、靖国神社の桜を観測して発表されています。名所として人気なのは、上野公園、千鳥ヶ淵、代々木公園、新宿御苑、井の頭公園、目黒川沿いなど多数。晴れた日には、みんな誘ってお花見にいこう!

"Sakura no arch." "Sakura no tohri-michi." photo by maya at Ichigaya 2008.
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by ekotoba | 2009-04-03 06:19 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(2)

あったかいとうれしいね。

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電車の窓から晴れた空が見えました。
春の陽があったかくて、うれしくなりました。

とうきょうの縁側⑮車窓[shasou]

電車の窓も、とうきょうの縁側のひとつ。
季節の花が咲くほのぼの住宅地も、都心の水辺も緑も、
少年野球のグラウンドから釣り堀まで(!)窓から楽しめます。
空気が澄んだ日には富士山が見えることも。

 ♪ THE BOOM 「中央線」  のんびり夜の電車に。
 ♪ くるり 「赤い電車」  赤い電車でなくても聞いていたい楽しい曲。
 ♪ 山崎まさよし 「ツバメ」  霞の向こうに新宿が見えるっていう歌詞を思い出す。

みなさんは、電車からイメージする曲はありますか?

"Haru no shasou kara." photo by maya Mar 2008.
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by ekotoba | 2009-03-23 22:09 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(2)

白い羽の贈り物。

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プレゼントを白い羽がはこんできたよ。
ほら、冬の空気もあったかくなる、たくさんのやさしさでいっぱい。

とうきょうの縁側⑭ 東京ミッドタウン

インテリア、雑貨のお店がたくさん。吹き抜けも周りの庭もたっぷり、素敵な空間でした。
全体的にウッディなトーンが感じられて、ホールを流れる水の音や高く伸びる竹の林も
印象的でした。個人的にはたっぷりの観葉植物に囲まれたインテリアのお店がよかったです。
たっぷりの窓があって、ソファに座って緑に囲まれる、こんな部屋にしたい、と思いました。

"Christmas presents with wings." photo by maya Tokyo Midtown Dec 2008.
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by ekotoba | 2008-12-24 09:33 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(0)

百獣の王。

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あれっ。公園を駆けて行くこの足は??
(画面左上にご注目ください・・・)

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彼は百獣の王。その名もぶーちゃん。(私的に命名)
春うらうらの光をあびて、そのまなざしはするどい。
しかし、ただ陽がまぶしいか、眠たいだけなのかもしれない。

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「今日もいい天気だ。ただし、何が起こるかわからない。」
茂みに身を潜め、公園を行きかう動物たち(ヒトを含む)を見守る。
気持ちはサバンナ。実際には芽吹きの紫陽花の中だったとしても、彼の志は高い。

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もうすぐ桜が咲く。
つぼみがほころび始めた休日の公園の平和を、百獣の王は守っている。

"King of the animals, 'bu-chan'. " photo by maya March 2008.
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by ekotoba | 2008-04-13 07:04 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(2)

なかよきことは、うつくしきかな。

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背中がきれい。
冬のパリコレ通信。黒を基調としたデザイン、見事に着こなしてますね。


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五姉妹。なかよきことは、うつくしきかな。

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葉がなくさみしい冬でも、人も鳥も集まってくる、公園。パンの耳が、人を、鳥を呼ぶ。老若男女、鳥獣奇獣。愛らしく笑顔を誘うカモたちに加えて、ハトもまざる。ヒヨは高い枝にとまって、餌を横取りするチャンスを狙う。池の上にパンくずが舞うと、さっと降りてきてかっさらっていく。東も西も、ヒヨはしたたかだ。

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そうしてたら、カラスまで来ちゃった。ちょっとこわい。
しかし、水面(みなも)がきれいななー。「つんつん。」はっ?


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「ね、冬の井の頭もえぇやろ。うふっ」
・・・うん♪

"Inokashira-winter." photo by maya Feb 2007.
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by ekotoba | 2007-02-18 17:51 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(0)

灯りのクリスマス。

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2006年のクリスマスは、表参道へ「灯り」を見に行きました。
ピアノ屋さん、かばん屋さん、洋服屋さん。大きなショーウィンドウのあるお店に出たり入ったりして楽しみつつ、あたたかく行きかう人たちの流れよりもゆっくりと、灯りを見ながら歩きました。カフェでミルクティーを飲んであたたまって、抹茶ティラミスで口を抹茶粉だらけにしてナメック星人になったり(笑)。表参道ヒルズには入らずに、わざと裏道を歩くと、暗い道のなかにぽっかりとステキなお店が見つかりました。akariumは色んな色に変わる不思議な灯りの塔。雪の白に桜色に若草色に紅葉色。四季を遷り変わってこの1年をおくりました。次の年もふたり一緒に歩けますように。あたたかい灯りを見つめて祈る。

◎。。 akariumの表参道。http://akarium.jp/

(↑灯りを自分で動かしたり、音が出たり、ちょっとほっとするsiteでした。)

[1] 欅の木をいためない
表参道の象徴となっている欅(けやき)に巻きつけるのではなく、既存の街路灯を支柱として建てる配慮がされています。

[2] LEDの使用により消費電力を抑制
LED(Light Emitting Diode)は発光ダイオード。省電力になっています。

[3] グリーン電力証書の購入
マイクロ水力発電の電気を買うことで点灯されています。

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とうきょうの縁側⑬表参道[Omote-sando]

表参道は、JR山手線の原宿駅から青山通りまで歩くと見える、明治神宮の正面側の参道として整備された道。そうそうたるブランドのお店が冗談のように並んでいることで有名ですが、沿道には歴史を感じさせる同潤会青山アパート(築1927年)もありました(行ってみたかった!)。惜しまれつつ取り壊され、生まれ変わったのが表参道ヒルズ。なぜか通路が斜めになっていて、歩いているうちに1階から2階へと移動できる不思議な空間です。

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カフェで見たたくさんのちいさな灯り。
カメラを揺らすと流れ星になった。
青い星、白い星、きいろい星。宇宙にある色とりどりの星を忘れずに。


今年もたくさんのぬくもりをありがとうございました。
2007年も良い年になりますように。


"akarium christmas" "white light" "shooting star" photo by maya at Omote-sando Dec 2006.
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by ekotoba | 2006-12-31 13:03 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(0)

緑の中の絵、絵の中の緑。

c0006904_2095447.jpg秋の連休は公園の中の美術館へ。

常設展の美術館の中は静かで、空いていた。近づいたり、遠くから眺めたり。綺麗な女の人の絵。白い肌、染まる頬。この絵が好きだなぁと思った。緑がきれい。説明書きを見ると、描いた人は、ゴッホだった。さすが「タンギー爺さん」を描いた人。素敵。今度は博物館で恐竜が見たいなぁ。こわいけど・・・。

お昼を食べたら、広い公園を散歩。きらきら光る池にはたくさんの蓮とカモ。東京の水辺にはカモが多い(ように思う)。カモは可愛いくて、ついつい足を止めて見てしまう。その中で頭が緑色のマガモをみると、小さい頃、祖父がカモをさばくのを側で見ていたのを思い出す。祖父は台所で魚もよくさばいた。命を食べることを、小さい頃にそうやって知っていったんやろうなぁ。カモはすいすい水面を泳ぐ。餌が撒かれれば、「それいけ」「やれいけ」と一目散に集まっていく。春になったら北の国へ飛んでいくためのエネルギーを蓄える。

c0006904_207382.jpgとうきょうの縁側⑫上野公園[Ueno Park]
上野公園には、上野動物園(動物写真館)、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館と錚々たる文化施設が軒を連ねる。原始時代の海の名残といわれる不忍池。水面には蓮(ハス)、ボート、冬になると水鳥が集まる水辺。池の中央にある弁天島には、八角形のお堂に弁才天が祭られている。
のんびり。カモメはどこへゆく。

"birds, and birds" & "birds of a feather" photo by maya in 4 Nov 2006.

*birds of a feather" 〔英〕 同類(の人)

゜。゜ 。゜ 。゜ 。゜ 。゜ 。゜。 ゜。 ゜。 ゜。 ゜。 ゜。 ゜。 


        エコトバから、エココロを。

Life with art, green and sense of wonder.


。゜ 。゜ 。゜ 。゜ 。゜ 。゜。 ゜。 ゜。 ゜。 ゜。 ゜。 ゜。゜
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by ekotoba | 2006-11-11 21:13 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(0)

花火師の祭典。

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やっぱり草が好き。
今年も花火を見にきました。

花火師は腕を競う。花を咲かせ、散らし、流していく。
「昇小花八重芯錦牡丹冠菊」とか、花火にはその形や咲き方によって名前がつけられているそうです。

とうきょうの縁側⑪昭和記念公園/いたばし花火大会 
[Hanabi Taikai]

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草の上に座って、夕闇を待つことの永さよ。咲く花の命の短さよ。
一瞬一瞬に人の心はとらわれて、光を得る。

家に帰るまでの足が緩やか。まだまだこの夜の中にいたいと。

"Kusamura Hanabi." photo by maya July→August 2006.
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by ekotoba | 2006-08-21 17:33 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(0)

海につかる。

c0006904_17435759.jpg海はきれい。
だけど、泳ぐのはこわい。
足に海藻が絡まるし、息が上手くできない。
幼い頃の記憶。
そうして長年、海でちゃんと泳いだことがなかった。

この日は、久しぶりの海。
ぬるい水。ぷかぷかゆれる体。
大きい大きい温泉に入ってるみたい。
気持ちいい。楽しかった。

浮き輪に乗ってあちらへこちらへゆっくり流される。足先の水が冷たくなってきたら、浜辺の方へ戻る。二人なら海はこわくないのだとわかった。遠浅の海は穏か。拾った貝殻には、やどかりが住んでいた。近くで子どもがはしゃぐとしぶきが起こる。しょっぱい。

休憩時間に食べた、ハッピーターンがおいしかった。凍らせた自家製麦茶はクーラーボックスの中で中々溶けてくれない。そして洗った髪が乾く頃に、夕焼け。みんな水から上がって、今はヨットの時間。浜辺を行きかういろんな犬。私も犬にさわりたい。犬と一緒に歩きたい。

とうきょうの縁側⑩逗子海水浴場[Zushi-Kaisuiyokujou]

鎌倉の次の駅。降りてから徒歩20分くらいで浜辺。スイカ割りもできます。

"Yuuyake no umi." photo by maya August 2006.
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by ekotoba | 2006-08-19 17:44 | とうきょうの縁側。 | Trackback | Comments(2)
 




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