春立てる日に。

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春になったその日に、私は立ち上がって
さよならから、次の一歩を始めました。

ああもうこんなに近くにいることはないかもしれないんだな、
と思いながら、あくびをかんで目ににじんだ涙が切なかった。

一緒に居たいけど、もういられないよ。

だからもらった花束をびんに活けて、
何度も霞草に指でふれた。

。  ゜  ○  。  ゜    ○

写真は、立春をまえにした、朝8時。
住み慣れた部屋も、あと少しで引っ越す
そんな冬の終わりの日。


朝の陽がさす部屋は、空気が澄んで
その中で、ちいさな白い花は、
揺れることもなくしっかりと
窓へ向かって立っていた。


だから、
日ごとに片付いていく部屋に
出会ってきた人たちに
さよならをくり返すこの季節を

強くない。こんなに弱い自分だけど、大丈夫、

もらった言葉や、ちいさな花の生きる力に支えられて、
立ち上がり、歩いていける。

私はその支えの存在に気付くことができるから。

                       2005/2/3
。  ゜  ○  。  ゜    ○。  ゜  ○  。  ゜


文(手紙)に季節の花を添えて贈る習慣があった古の時代。霞草は、束になった様子が、白く霞がかったように見えることから、名付けられた。別名は、群撫子(むれなでしこ)。英語では[baby's breath]と呼ばれ、赤ちゃんの吐息にも揺れそうな繊細な花姿を見せる。ちなみに花言葉は、「清らかな心」「無邪気」「親切」「切なる願い」。

"Haru-tateru-hi-ni."photo by maya, in my room 30 Jan 2005.
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by ekotoba | 2005-03-15 22:01 | エココロ。 | Trackback | Comments(0)
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