初春の初子の今日の玉箒。

正月三日、内裏に数多の王臣をお召しになり、
玉箒をお与えになり、宴を催しなさった時に帝の命を受けて詠んだ歌
初春の 初子の今日の 玉箒
手にとるからに 揺らく玉の緒
はつはるの はつねのけふの たまははき
てにとるからに ゆらくたまのを
新しい年を迎えて初めての子(ね)の日に帝から賜った玉箒
手に取るだけで飾り玉がゆらゆらと揺れ妙なる音を立てる
万葉集 巻二十(4493)より大伴家持の歌。
玉箒(たまばはき)は、正月に皇后が自ら養蚕をするとして神前に供えた、
蚕室を掃くのに用いた、玉を飾り付けた手箒。
これは奈良の正倉院に現存しているそうです。
瑠璃など色とりどりのガラスのビーズを穂先にちりばめ、
根元を金糸で束ねた手箒を、新年の宴の席で下賜された、大伴家持。
手に取った時に飾り玉が揺れて立てた、
微かな、晴れやかな音に、心も躍り、
おめでたい日を祝う言葉があふれたのでしょう。
"Hatsu-haru." photo by maya 1st Jan 2012.
黄金色のイチョウ並木。



たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ 北風ぴーぷー吹いている
小学校の焼却炉はダイオキシン騒動で閉鎖された。
キャンプファイアやバーベキュー、薪ストーブの炎や音はうっとりするし、
落ち葉を掃いた後は、たき火にして暖まるって、無くしては惜しい風情だと思う。
紅葉はすぐ歌えるけど、イチョウの童謡って思い浮かばない。
"Ichou." photo by maya at 昭和記念公園 in Tachikawa, 23 Nov 2011.
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